WordPressを使う場合、おすすめのレンタルサーバー

最近では、単なるブロガーだけではなくネットショップを運営する方や、アフィリエイトをされている方など多くの人が利用しているWordPressですが、では、そんなWordPressに最適なおすすめのレンタルサーバーはどこなのか？

レンタルサーバーも国内だけではなく海外も含めると数百、数千の会社が存在します。そんな中から自分の要望に応じた最適なレンタルサーバーを見つけるのは非常に難しい。

そこで、このレンタルサーバーであればまず間違いはない。後から後悔をすることもないといったレンタルサーバーを紹介したいと思います。

おすすめのレンタルサーバー

日本国内のレンタルサーバーであれば『XServer(エックスサーバー)』、海外のレンタルサーバーであれば『HostGator(ホストゲーター)』です。

『やっぱりそこか。』と思われる方もおられるかもしれませんが、やはり実績、評判共にこの2社がおすすめです。私自身も多くのレンタルサーバーを利用してきましたが、この2社であればまず間違いないと思います。

■XServer(エックスサーバー)

XServer	プラン(月額料金)	対象者	公式サイト
	X10 (1,080円) X20 (2,160円) X30 (4,320円)	WordPressサイトを大量作成したい 月額料金を抑えたい ネット上の情報が多い 汎用性が高い ※月間PVが30～50万を超えるような大規模サイト運営には適さない。
	wpX (1,080円)	WordPressサイトしか作成しない アクセス速度を極力高くしたい WordPressのインストール、チューニングの手間を省きたい ※WordPressの使用が必須となっているので、WordPressを使用しないHTMLサイトの作成も考えている方は適さない。
	シックスコア (30,000円) 専用サーバー	月間30～50万PVを超えるような大規模サイト運営 様々なアプリケーションの利用を考えている アクセス速度、パフォーマンスにこだわる 企業向け

※月額料金は、1年契約時

■HostGator(ホストゲーター)

XServer	プラン(月額料金)	対象者	公式サイト
	Web Hosting Baby Plan ($9.56)	WordPressサイトを大量作成したい 月額料金を抑えたい ネット上の情報が多い 汎用性が高い ※月間PVが30～50万を超えるような大規模サイト運営には適さない。	※割引クーポン有り 注釈①参照
	VPS Hosting Snappy2000 ($57.97)	WordPressサイトしか作成しない アクセス速度を極力高くしたい WordPressのインストール、チューニングの手間を省きたい ※WordPressの使用が必須となっているので、WordPressを使用しないHTMLサイトの作成も考えている方は適さない。
	WordPress Hosting Standard ($15.26)	月間30～50万PVを超えるような大規模サイト運営 様々なアプリケーションの利用を考えている アクセス速度、パフォーマンスにこだわる 企業向け
	Dedicated Hosting Standard ($219) 専用サーバー	月間30～50万PVを超えるような大規模サイト運営 様々なアプリケーションの利用を考えている アクセス速度、パフォーマンスにこだわる 企業向け

※月額料金は、1年契約時

※注釈①：
申し込み料金が25％安くなる割り引きクーポンコードがあります。割り引きクーポンコードの利用方法は、『ホストゲーター申し込み方法(最大割引きクーポン＆特典付き)』のページ内で記載しているので参考にして下さい。
割り引きクーポンコード：2015coupon25off

本ページ記載内容の対象者

本ページは、WordPressを使うにあたりどのレンタルサーバーを利用したらいいのか迷われている方に、私がおすすめできるレンタルサーバーを紹介するのですが、どんな人にもおすすめできるのかというとそうではありません。

レンタルサーバー会社は多くありますが、万人の要望を満たしたレンタルサーバー会社というのは、残念ながら存在しません。そのため、私が本ページでおすすめするレンタルサーバーもある一定の範囲の方を対象としています。

その対象の方は、下記のような方です。

• WordPressを使ってブログで稼ぎたい方
• WordPressを使ってネットショップを運営したい方
• WordPressを使ってアフィリエイトをされたい方

要は、WordPressを使って副業をされたいかた向けです。もちろん本業でされる方もＯＫです。

副業ではなく、単にブログを書きたいだけといったような方には向きません。単にブログを書きたいだけであれば、無料で利用できるアメブロなどを利用した方が、無料でかつ立ち上げ初期からアクセス数も集めやすいので良いでしょう。

レンタルサーバーの料金

レンタルサーバー会社の数だけ料金もピンキリです。安いレンタルサーバーであれば、月額料金100円台からあります。高いレンタルサーバーだと月額料金10,000円以上します。

しかし、極端に安いレンタルサーバーはスペックが低かったり、アクセス速度が遅いなど安いだけの理由があります。そういったレンタルサーバーを借りてしまうと運用開始後、様々なトラブルが発生し、結局別のレンタルサーバーを借りなおすといったことになってしまいます。

ただ、月額料金が高額なレンタルサーバーはさすがに避けたい方も多いと思います。前章の『本ページ記載内容の対象者』で記載した対象の方であれば、月額料金500円～1,500円程度で考えてもらえればいいかと思います。

しかし、月間PV(ページビュー)が、30～50万を超えるような大規模サイトの運営を予定されている方は、月額料金10,000円程度のレンタルサーバーは覚悟してもらう必要があります。

月額料金が数百円～数千円といったレンタルサーバーは、基本的には他の人と共有で利用する共用サーバーになるのですが、30～50万を超えるような大規模サイトを共用サーバーで運営すると、どうしてもアクセスエラーなどの原因となってしまいます。そのレベルの運営を考えているのであれば、少々高いですが専用サーバーを利用する必要があります。

人にアクセスしてもらって副業で稼ぐために立ち上げているサイトがアクセスエラーになってしまうと、元も子もありませんよね。

WordPress専用サーバーと共用サーバーの違い

最近のレンタルサーバーは、『共用サーバー』『VPSサーバー』『専用サーバー』などに加え『WordPressサーバー』といったサーバーが用意されています。

問い合わせでも『共用サーバー』と『WordPressサーバー』では何が違うの？ といったことをよく聞かれます。違いを簡単に説明すると、

共有サーバーは、
『あらゆる利用者が汎用的に利用できるようにスペック、料金設定されたサーバー』

です。それに対して、WordPressサーバーは、
『WordPress向けにチューニングしたサーバー』です。

WordPressサイトの場合、PHPがHTMLを生成するという処理が発生するため通常のHTMLサイトよりも若干レスポンスが悪くなるのですが、キャッシュやキャッシュサーバーを利用することで、それらのレスポンスを改善することができます。WordPress専用サーバーは、そういった設定があらかじめされています。また、WordPress自体も初めからインストールされていたり、WordPress利用に特化されています。

では、WordPress専用サーバーの方がいいのか？

実はそうとは言い切れません。共用サーバーよりWordPress専用サーバーの方が若干月額料金が高い場合が多いです。また、WordPress専用サーバーはWordPress用にチューニングされていると記載しましたが、実は、共用サーバーでも同様のチューニングを手動設定でできることが多いです。

更にそれだけではなく、WordPress専用サーバーは、WordPressの使用が必須とされています。よって、WordPressを使用しない通常のHTMLサイトの運営ができないのです。

もし、あなたが自分はWordPressサイトしか作らない、月額料金が少々高くてもWordPressが初めからインストールされて、チューニングもされている方がいいというのであれば、WordPress専用サーバーを選ぶ価値はあります。

そうでないのであれば、WordPress専用サーバーではなく共用サーバーを利用した方がいいでしょう。