ドメインを取得してウェブサイトを公開すると個人情報が漏れる？

ドメインを取得してウェブサイトを公開すると個人情報も公開することになってしまうのでしょうか？

無知な初心者ですが、質問させてください。

ブログをレンタルサーバーを借りて公開しようかと考えているんですが質問です。ちょっとまえに2ちゃんねるのまとめサイトを運営している人の個人情報が大量に流出するといった事件がありました。

彼らに共通するのは、全員が独自ドメインを取得していたという点です。これは独自ドメインを取得した人の個人情報も公開されてしまうといった仕組みなのでしょうか？

また、そうでないとしたらどういった仕組みで流出してしまったのでしょうか？

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Whois情報公開代行を利用していなかったのが原因

恐らく2014年にあった事件ですよね。2ちゃんねるまとめサイト運営者の個人情報が2ちゃんねるユーザーによってネットに晒され、数十のまとめさいとが閉鎖においやられてました。では何故、個人情報が特定されたのか？

それは、Whois情報公開代行を利用していなかったため

ドメインは、何らかの問題が発生した際にドメイン所有者と連絡が取れるようにドメイン取得時に個人情報を登録する必要があります。登録した個人情報は、Whoisというデーターベースに登録され一般公開されています。よって、Whoisのデーターベースの見方を知っている人であれば簡単に登録されている個人情報検索することができます。

しかし、企業などをのぞき個人レベルの場合、個人情報を一般公開することを嫌がる人も多いので、ドメイン取得業者が個人情報の登録を代行してくれます。これをWhois情報公開代行といいいます。これを利用することによりWhoisのデーターベースには個人情報の代わりにドメイン取得業者の連絡先が登録され、個人情報が一般公開されることはなくなります。

今回の事件の場合は、このWhois情報公開代行を利用せず個人情報を一般公開していたサイトが対象になったようです。

Whois情報公開代行を利用していれば安心？

基本的には、Whois情報公開代行を利用していれば個人情報が公開されることはありませんが、必ずしもそれで安心というわけではありません。私は2ちゃんねるユーザーではありませんが、2ちゃんねるユーザーのすごいところはあらゆる手を尽くして個人情報を特定する力も持っています。その力はニュースで話題になった犯罪者の個人情報を特定するほどであり、時には警察よりもたよりになるのでは？ と思うこともあります。 もちろん、その犯罪者の個人情報はもともとどこにも公開されていません。しかし、無料ブログに投稿したコメントやTwitterアカウントなど様々な方面から特定していきます。

個人情報を晒されないためには？

個人情報を晒されないようにするにはまずは、Whois情報公開代行を利用することは必須です。しかし、前述した通り本気で個人情報を特定しようとする人はあらゆる手段を使い特定してきます。そのため、完全に防御するというのは難しいかもしれませんが、個人情報を特定しようとする側も莫大な労力や資金を投入しなければならない場合もあり、そこまでして何にもない一般人の個人情報を特定しようとは思いません。

やはりターゲットになるのは、悪質なサイト運営している運営者だったりします。よって、一番の防御策は健全なサイト運営に限ると思います。これをしっかり心がけていれば、たとえWhois情報公開代行を利用せず個人情報を公開していても悪用されるようなことはまれだと思います。