DreamHost（ドリームホスト）のプランはこうやって選べ！
DreamHostに限ったことではありませんが、レンタルサーバー各社は目的に応じたプランをいくつか用意しています。この目的に適したプランを選択することで作成するウェブサイトのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。
では、
DreamHostにはどういったプランがあり、
目的に応じてどのプランを選択するのか？
を本ページで記載していきます。用途を幅広く考えている場合、どのプランを選べばいいのかなども記載しているので宜しければ参考にしてください。
DreamHost（ドリームホスト）のプラン別用途比較
DreamHostには、5つプランがあります。それぞれ、料金やスペック、使用できる機能などに違いがあります。自分に適したプランがどれにあたるかご確認ください。
最も人気が高く利用者が多いのは『Web Hosting Plan』です。汎用性も高く値段も安い。それでいて一通りの機能が無制限で利用できるので、アフィリエイターやネットショップ運営者には適したプランです。
| プラン | 用途概要 |
|---|---|
| Web Hosting Plan | 最も人気が高く利用者も多いプランがこれ。一通りの機能が無制限(ディスク容量やMySQL、マルチドメインなど)で使えるにもかかわらず、月額料金が1,000円以下と超格安。日本のレンタルサーバーではまずあり得ない価格です。もちろんアダルトサイトの運営もＯＫ。アフィリエイトやネットショップの運営をされる方に適しているプランです。しかし、Web Hostingプランは共有サーバーなのでアクセス数が著しく多くなるようなアダルトサイトを運営する場合は、VPS HostingやDedicated Hostingプランの方を選んだ方がアクセス集中時のパフォーマンスは安定します。 |
| WordPress Hosting Plan | WordPress専用としてカスタムされたレンタルサーバーです。通常のHTMLサイトであればユーザーがアクセスしてくると即座にHTMLを返すのですが、WordPressサイトの場合は、ユーザーがウェブサイトにアクセスした際にPHPがHTMLを生成し、生成したHTMLをユーザーに返すという動きをします。そのためPHPがHTMLを生成する時間分タイムロスが発生します。ほとんど体感できるほどのロスでもないのですが、こういったロスを極力抑える設定をし、レスポンスをよくしているのがこのプランです。 その他にもWordPressが初期インストール済みであったり、自動バックアップ、WordPressの自動アップデートなどが用意されていますが、個人的にはあまりこのプランを選ぶ必要性は薄いと思っています。WordPress自体は、初期インストールはされていないもののWeb Hosting Planなど他のプランでも利用できます。レスポンス向上に関しても、初期設定はされていないものの他のプランでも行うことができます。逆にこのプランを選んだ場合、WordPressサイトしか作ることができません。 『私は、WordPressサイトしか作りません。また、WordPressやサーバーの知識もないのであらかじめ色々と設定がされている方がいい』と言う方向けのプランです。 |
| VPS Hosting Plan | バーチャルプライベートサーバー(VPS)。名前の通りあたかも専用サーバーであるかのように使用することができます。ただし、実態は共有サーバーです。Web Hostingプラントの違いは、共有サーバーであっても回線の帯域やCPUなど各ユーザーごとに割り当てられているので共有している他のユーザーの影響を受け難いというメリットがあります。また、専用サーバーと同様の使い方ができるためサーバーを好きなようにカスタムすることができます。 たとえば、Apacheのhttpd.confの設定変更です。httpd.confは、HTTP Server(Apache)の設定ファイルで様々な設定が行えるのですが、Web Hostingプランの場合は、HTTP Server自体が他の方と共有になっているので、httpd.confを変更すると他の共有者にも影響がでるため、変更ができません。しかし、VPSプランの場合は、HTTP Server(Apache)自体は共有なのですが、httpd.confは個別に用意されており個々によって設定変更が可能となっています。そのためWeb Hostingプランより、より細かな設定が可能となっています。 アクセス数が極端に多いアダルトサイトの場合は、帯域を固定で確保しているためWeb Hostingプランよりは安定したアクセス速度が得られますが、あくまで1つの帯域を複数人で分割しているため、MAX速度はWeb Hostingプラントさほど変わりません。お金に余裕があるのであれば、専用回線を利用するDedicated Hostingの方がおすすめです。 |
| Cloud Computing Plan | クラウドストレージサービス。使い方は色々。単純にファイルのバックアップや保存ように使用することもできるし、Ubuntu、Debian、CentOS、Fedoraといった好きなOSを入れて開発環境として使うこともできる。 |
| Dedicated Hosting Plan | 専用サーバーなのでサーバーの設定の自由度は高い。更にCPUやメモリ、回線なども専用で使用できるのでアクセス数の多いアダルトサイトなど高トラフィックのウェブサイト運営者向き。ホスティングの再販をすることも可能。 |
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