「CSSおよびJSファイルにGooglebotがアクセスできません」の対処方法
ウェブマスターツールのSearch Consoleに「CSSおよびJSファイルにGooglebotがアクセスできません」というメッセージが届いた場合の対処方法。
CSSおよびJSファイルにGooglebotがアクセスできません
2015年7月29日未明からウェブマスターツールのSearch Consoleに「CSSおよびJSファイルにGooglebotがアクセスできません」というタイトルでメッセージが突如送信し始められました。
内容を確認すると
ウェブマスター様
Google のアルゴリズムによるコンテンツのレンダリングとインデックス登録に影響を及ぼす問題が貴サイトで発生していることが Google のシステムにより判明しました。具体的には、robots.txt ファイルでの制限のために Googlebot が JavaScript や CSS ファイルにアクセスできません。Google では、これらのファイルによりウェブサイトが正常に機能していることを認識するため、これらのアセットへのアクセスをブロックすると検索結果における掲載順位が本来よりも低くなる可能性があります。
となんとも恐ろしい内容が記載されています。アフィリエイターやネットショップ運営者にとっては、掲載順位が下げられてしまうと致命的です。そこで、このメッセージを受け取った場合の対応方法を記載していきます。
このメッセージが送られてくる原因と、その対策は?
原因はメッセージに記載されている通り、CSSが記載されているCSSファイルおよび、JavaScriptが記載されているJSファイルにGooglebotがアクセスできないことによるものです。よって、対応方法としてはCSSとJSファイルにGooglebotがアクセスできるようにしてやることです。
CSSとJSファイルにGooglebotがアクセスできるようにする
このメッセージが届いた場合、上記に記載した通り、CSSとJSファイルにGooglebotがアクセスできるようにする必要があります。これらのファイルをブロックしている心当たりがある場合は、解除してください。
ブロックしてる箇所が各々により異なるため、ここを修正すればよいというのは一概には言えませんが、特に可能性が高いのが『robots.txt』です。まずは、このファイルを確認し、Googlebot(サーチエンジンのロボット)のアクセスをブロックしてクローリングさせないようにしていないか確認してみてください。
WordPressサイトの場合は、
- /wp-includes/
- /wp-content/
のディレクトリをブロックしている方が多いかもしれませんが、これらのディレクトリにはコンテンツをレンタリングするのに必要なCSS、JSファイルがふくまれているので解除してください。この2ディレクトリをブロックした覚えがないのに robots.txt に記載されている場合は、WordPressのプラグインが勝手に robots.txt に書き込んでいる可能性もあります。
心当たりの無い方は、プラグインの動作も要チェックです。
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